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May 17, 2005

インファナル・アフェア2 無間序曲~Infanal AffairⅡ

[ 映画 ]

インファナルアフェア2
『インファナル・アフェア』三部作の第二章。前作の第一章を[現在]として、第二章はその[過去]の物語です。つまり時系列的には最初なんだけど、ぶっちゃけ第一章を見てないと(むしろ人間関係等を理解していないと)、十分楽しめないかなぁ。というのは、第一章で観客が疑問に思うことがいくつか解明されているのが第二章なのです。

第一章の感想文はこちら→『インファナル・アフェア』

あらすじ:
物語は第一章の11年前の1991年、尖沙咀(チムサアチョイ)を牛耳っていた香港マフィアのボス、ンガイ・クワンの暗殺から始まる。ンガイ・クワンの配下にいたサムは、時機を待つために手下のラウを警察に潜入させる。そして、警察学校で学んでいたヤンは、実はンガイ・クワンの息子であったことが発覚し、退学するか、潜入捜査官として現在は兄のハウが取り仕切っているマフィアに入るかの選択を迫られ、捜査官として善人の道を歩むことを決める。

1995年、潜入捜査官としての訓練や身元隠蔽を行うために刑務所で過ごしていたヤンは、ついにハウの組織に入ることに成功。兄弟であることもあり、ハウはヤンを信頼する。一方、警察に入ったラウもサムからの情報提供を元に手柄を重ね、順調に昇進してゆく。そして、ンガイ・クワイが暗殺に関して、「ある事実」が発覚する・・・

今回はトニー・レオンとアンディ・ラウはまったくでてきません。他のキャストは(サムの部下キョンですら)そのまま若いころの役で出てるのにねー。だからこそ、主役の二人のみ違うことは、開始後しばらく違和感がありました。しかし、見ていくうちに表情や動作が第一章でのヤンやラウに重なっていって、いつのまにやら受け入れていました。特に若き日のヤンを演じたショーン・ユーは◎。オーラがトニー・レオンに通ずるものがあるな。今後の出演作も期待っ!

一応、ラウ警部とヤンが三部作のメインキャラクターなんだけど、私的に今作の注目は“サム”。第一章では典型的なマフィアのボスとしてでしか登場しなかったが、どうやってボスになったのか、そのストーリーが非常に興味深かったです。マフィアでありながら基本的には人を信じる彼に対する様々な裏切り。最愛の妻マリーとウォン警部の関係は全く知らないまま、妻マリーがンガイ・クワイを暗殺した証拠を手に入れたハウにタイで殺されそうになり、マリーに思いを寄せるラウの密告でマリーを失い、そして、第一章でも信頼していたヤンは潜入捜査官だし、ラウの裏切りにより最期を迎えたことを思い返すとあまりに切ない。。。実際映画を見終わったあとも一番心に残ったのがサムという人物についてだったし。

とにかくいろんな謎が一気に解けて、それが逆に分かりにくくなってた感もあります。謎を入れ過ぎっちゅーか。若きころのヤンの彼女が子供を下ろしたと言ったのは実は嘘でそのときの子と7年後に再開するんだが、そうゆうどっちでもいい謎はむしろない方がスッキリ見れると思う。むしろ、ヤンとラウがそれぞれの組織の中で地位を高めていく過程で、実は何度か未来を暗示するような関わりがあったというようなイベントを入れてほしかったです。

さて、4/16から最終章の『インファナル・アフェアⅢ』が公開されていて、それを今週末にでも映画館に見にゆこうかと思ってDVDでおさらいしたんだけど、どうやらもう公開終了になるっぽい・・・確かに三部作中二部までがDVD化されてるにも関わらずあまり知ってる人いないんだけどさ、一ヶ月で終了って悲しすぎるっ(泣)どこかまだ上映してるところないかなぁ???

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