SAW
劇場公開していたころにテレビの予告編を見てからずっと気になっていた映画です。足を鎖につながれた二人の男の間にはカセットプレイヤーと銃を持った死体が一つ。この描写だけでも、いったいどんな謎が隠されているのか、どうゆう展開になるのかと想像を駆り立てる、、、そんな予告編でした。
しかしながら、内容は予告編で持った期待ほどではなく、低予算movieとしてはもちろん良くできてはいるんですが、謎解きサスペンスとしては内容のつめが甘いなぁと感じました。だって、謎解き(であると思われる)のに、謎を解き明かすためのネタ(手がかり)がほとんどない上に、ラストは「???それは…ないでしょ…」とつぶやいたほどだもん。もちっと「おぉ!あそこでああなってたのはこうゆうことだったのかっ!」みたいなのがほしかったですなー。
あらすじ:
老朽化した広いバスルーム。目覚めると足首は鎖でつながれている。対角線上に位置する二人の男、アダムとゴードン医師。そして、部屋のほぼ中央には、自殺死体が一つ。持っていたテープを再生すると、ゴードンが生き残るには6時までにアダムを殺さなければならない」とメッセージが。次々に見つかる謎のアイテム。いったい誰が何のために?二人が選ばれた理由とは?
前述したけれど、まずいろいろな謎めいたことがでてくるわりには、その謎一つ一つに意味がなさ過ぎる。エンディングにつながる重要な情報だと思い記憶にとどめながら見てる間は面白かったんだけども、その勢いのまま犯人の正体を知ってしまうとガッカリします。というか「はっ?」って感じ。なので、難しいこと考えずに映像を楽しみながらボーっと鑑賞するのが一番楽しめる見方やもしれません。
実際、密室でメインキャラクターが移動できない状態で展開していくストーリーは面白いと思います。過去のフラッシュバックをおりまぜながら、なぜこの二人が選ばれたのかという理由につなげる展開はそれなりにスムーズだと思ったしね。ただ、やっぱり伏線が甘すぎる感は残りますが・・・
登場人物も、狩る側と狩られる側、そして犯人を捕まえる警察が登場はするんだけど、法の番人・警察は途中から狂っちゃってクビになるし、最終的には事件に関わっている正気の人がいなくなってしまうという、これまた映画のエンディングとしてどうなんだろうと。
あれはどうなの?これはどうなの?という謎が解明されないまま終わってしまい、ある意味後味の悪い映画でした。もう少し脚本を詰めて考えればおかしいと分かる矛盾点が多すぎるなー。アイデアは良いんだけどねぇ・・・
